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NHK全国短歌大会 (平成28年度) [短歌]

1月21日 渋谷のNHKホールで 第18回 NHK全国短歌大会が開かれました

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↓ NHKニュースで見ることが出来ます

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170121/k10010848091000.html

題詠と自由題あわせて21,928首の応募がありました

今年の司会 森田美由紀アナウンサー  和やかな雰囲気のある舞台に

なりました

朗読は 毎年の 加賀美幸子 アナウンサー  ことのほか歌の心のこもった

朗読だと思いました

先ず題詠「風」の部から 15名の選者が選ばれた特選歌の朗読と講評 があり

続いて 近藤芳美賞を受賞された 佐藤薫氏の

「世界はきれいな無」 という15首が読み上げられました

・影だけがくっきりと在るその場所のまひるまにたつ8月6日

 ・なにみずなになにもきかずにあの夏の記憶をわすれて議論は断たれたり

・脱却といふ名の回帰 レジームを無視してぬばたまの闇が跋扈す

・殺されることを待たずに殺せといふ法案はなたれ鳩を撃ち抜く

・戦場もテロもとおくにあらざらむこの街と距離わづか半日

・白昼の銃撃のゆめ 靖国にさくら青葉は影を濃くせり

・殉職か戦死なのかはいはざりき自衛隊員死なばの問ひに

・おもふこと洩らさず黙してゐる夏をたぎりて乱れ咲く緋のサルビア

・なにごとも疑ふことなく肯へる群集弱者の踏み絵はつづく

・そして秋。 戻せないもの追ひかけて再起動するカタチノナイコヱ

 ・・・・4首省略

・やがて冬、シュプレヒコールのこゑかすれ世界はきれいな無となりゆかむ

  朗読の終わったあと深い感動の余韻がひろがりました

休憩のあと  

ジュニアの部 入賞発表があり 

一般部特選作品 朗読と選評がありました

最期に一般部大会大賞の発表がありました

・ぶつかりておしのけもして白鳥はおりたいところにおちつく  宮尾 清美さん

・さみしい顔しないさみしさむらさきに暮れる世界の向こうから来る  柳沢 幹夫氏

・甘やかで切ない風もあることを人口知能は知るのだろうか   おの めぐみさん

・綱かけて国来国来と引きよせる風土記のやうにはゆかぬ島島  原 真里子さん

・壁に貼る不動明王にキスできるまで背を伸ばす けふのリハビリ  橋本 妙子さん

来年の題は 「山」 と発表されました

大会結果は ↓ にでています

http://www.n-gaku.jp/taikai/tanka/h28/index.html

   NHKテレビ放送予定は  Eテレで 2月4日(土) 15;00~16:13 

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歌会始の儀 (平成29年度) [短歌]

1月13日に 「歌会始の儀」が皇居・正殿 松の間で行われました

http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/utakai.html (宮内庁のHP)

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NHKの中継をみていました

年齢の若い順番に 17歳の杉本陽香里さんの歌

「夏野菜今しか出せない色がある僕には出せない茄子の紫」 からはじまり

皇后さまのお歌は 皇后さまご自身が懐紙にお書きになられたお歌

「土筆摘み野蒜を引きてさながらに野のあるごとくここに住み来し」が披講され

最後は天皇陛下の御歌

「邯鄲の鳴く音聞かむと那須の野に集ひし夜をなつかしみ思ふ」 披講され

歌会始の儀は終わりました

応募され選にもれた歌は県別に分けられ天皇陛下に届けられると

アナウンサーの方の説明がありました

平成29年歌会始御製御歌及び詠進歌 は  ↓ をごらんください

http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/pdf/utakai-h29.pdf

来年の御題は 「語」と発表されました

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  風まぜに雪降りしきる相武小野に墨絵の如く白鷺一羽  さねさし




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歌会始の儀(28年度) [短歌]

今日は 皇居で歌会始の儀が 行われました

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今年の お題は 「人」

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NHKテレビで 朝10時30分から新春恒例の宮中行事 として

皇居 正殿松の間から中継されました

詠進歌数 19792  から選ばれた 入選者10人のうち 

若い高校生 内山遼太さんの 歌から詠みあげられました

   日焼けした背中の色がさめる頃友達四人の距離変化する

入選者 召人や 選者の歌のあと 皇族方 そして 皇后さま

皇后さまが書きになられた懐紙を受け取られ お歌 が詠まれました 

   夕茜に入りゆく一機若き日の吾がごとく行く旅人やある

最期に天皇陛下の御歌 4回 読み上げられました

   戦ひにあまたの人の失せしとふ島緑にて海に横たふ


平成二十八年歌会始御製御歌及び詠進歌 は ↓をクリックすると見られます

http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/pdf/utakai-h28.pdf

 来年の御題は  「野」 と発表されました


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小野小町まつり [短歌]

小野小町まつり が 4月5日  厚木市小野緑地公園広場で開催されました

開催要項の 趣旨には

「ふるさとの小野に言い伝えられてきた小野小町の伝説を風化させず 

地域住民をはじめ多くの市民の方々にその伝承話を知っていただき 

郷土理解を深めていただくことをねらいとして 小野小町まつりを開催する」

と書かれています

当日いただいた  まつりの しおり 

「小野小町遺跡復元経過と小町伝説について」 から

「当地 玉川の小野にも小町の生誕地との伝説があり 

小町山の頂に小野小町を祀った小野神社があります・・・・・」  ↓

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小町塚 ↓

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 小町の化粧池 ↓

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↑の写真  小町の七不思議 拡大   ↓

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小野小町について のお話や 市長様ほかのご挨拶の後

短歌大会入選作品の発表がありました

今回は 小学生 中学生 一般の部 応募数864点の中から

選ばれた 小町賞 入賞 佳作作品などが 短冊に書かれ張り出されました

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近くの大学の学生の方が小町さん役で

入賞短歌を読み上げられました

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あと 小町さんたちによる 紙芝居「小町七不思議」 上演されました

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 小学生の部 小町賞 の短歌

冬の朝さくさくさくとしもふんで後ろを見れば白い足跡    六年生

 中学生の部

大山に飲まれて消えた太陽が今日の終わりを静かに告げる    一年生

一般の部

秋植えの玉ねぎ苗を押し上げて徹夜作業の霜柱かな


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歌会始「静」平成二十六年 [短歌]

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1月15日 午前10時半から NHK放送 歌会始 皇居から中継をみました

 平成二十六年歌会始御製御歌及び詠進歌  は  

 ↓ 宮内庁のホームページ をクリックしてください

 http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/pdf/utakai-h26.pdf

 年の始めにおなじく静ということをおおせごとによりて詠める歌  と

応募総数 21680首の中から 入選された

一番年齢の若い 15歳の 加藤光一さんの 歌

「続かない話題と話題のすきまには君との距離が静かにあった」

から詠み上げられました

 最高齢84歳の方の歌 のあと 

選者 篠弘様  召人 芳賀徹様 

続いて皇族代表 三笠宮彬子さまのお歌

雅子さま 皇太子さま 

皇后さまの御歌 (懐紙に御自ら書かれた)

最後に 天皇陛下の御歌 3回 披講されました

 

選にもれた歌は 都道府県別に分けられ 陛下のおてもとに届けられると

解説者のお話がありました

今年もその中に一首いれていただきました

 来年の 御題は 「本」と決まりました 

 

  ↓ は 

詠進歌とは違いますが 「静」が入っている 歌 を書作品にしました

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 くづれゆく姿愛(かな)しき古寺を訪うふ人なしに杜の静寂

  古寺の美しさはまさに崩れんとしてゆくところにあるという 

  近くの日向薬師の本堂は茅葺屋根の草枯れしまま板壁の無数の

  穴から光さしこみ千年の塵をかぶったまま密やかな風情に惹かれていた

              終に零落烈しくいま建て替え中也

 

       

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 


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NHK全国短歌大会 (平成24年度) [短歌]

19日 NHK全国短歌大会に行ってきました

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  いただいた入選作品集 のご挨拶に

題詠と自由題あわせて22,413首

日々の暮らしを丁寧に詠んだ作品、老いをテーマに淡々と詠まれた作品、

東日本大震災復興を願う作品など多彩なテーマで数多くの作品が

集まりました・・・・・

と書かれています

朗読は いつもの加賀美幸子アナウンサー 歌をより効果的に 間のとり方 

余韻のある読みかたに 心地よさを感じました

 

大会大賞 3点 どれもよかったけれど会場を沸かしたのは

「妻と子が服を選んでいるあいだ木の長椅子に十年を待つ」 鈴木麦太朗さん

の歌でした

題詠「新」では

「ガラス越しの新生児室は無音にて足裏の母の名がぴくっと動く」 川口明代さん

選者 馬場あき子先生の 選評に感心 

また 馬場あき子先生が 選ばれていた

「こんなにも力を抜いても生きられる風にゆれているコスモスのむれ」 伊東敏さん

ほか

「算数の嫌いなわれが八十一、九九のおわりにたどりついたよ」加藤敏夫さん

「角の立つカタカナでなくひらがなにわしにももの言えとむたいな夫」架谷俊子さん

  数々のうたのなか 私のこころに沁みました 歌です

入選された歌にも いい歌がたくさん あります その中に

 ↓ は  未熟な歌 私のです

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会場を出ると

 

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先日降った雪がまだ残っていました

 

原宿の方へ帰る道すがら

 

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平成25年度 NHK全国短歌大会は ↓ をクリックしてみてください

http://blog.so-net.ne.jp/_pages/user/auth/article/index?blog_name=sanesasi&id=69346553

 


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歌会始 「立」 [短歌]

今日「歌会始の儀」のニュースをNHKテレビで 拝見

早速 宮内庁のホームページ

平成二十五年歌会始御製御歌及び詠進歌  ↓ へ

http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/pdf/utakai-h25.pdf 

 御製 皇后さまのお歌から皇族方がたの御歌 選者たちのお歌 

入選歌 佳作の詠進歌が紹介されていました

皇后様の御歌

「天地にきざし来たれるものありて君が春野に立たす日近し」

天皇陛下を思われるお気持ち 深く感動いたしました

入選歌では  中学生の 太田一毅さんの

「実は僕家でカエルを飼ってゐる夕立来るも鳴かないカエル」

が ユニーク ユーモラス とても素直でいい ニコットしてしまいました

 

 今年の応募は 1万7800首 とか 

昨年9月30日ぎりぎりに 短歌は素人ですが 半紙に失礼のないように

心がけて書いて送付しました

 

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↓ は 会津八一 「立」たつの文字のはいった歌 

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 南京新唱の  

     夢殿の救世観音に

 あめつち に われ ひとり ゐて たつ ごとき この さびしさ を 

 きみ は ほほゑむ  (原文)

 

 歌会始御題 立 を 書かせていただき

 平安時代の糊葉綴じの本にしました

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NHK全国短歌大会 (平成23年度) [短歌]

冷たい雨の降る大寒の今日 NHKホールへ NHK全国短歌大会に行ってきました

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寒さと雨の為か昨年よりも参加者が少なかったようですが

幕が開くと華やかな晴れやかな舞台 日曜日短歌の司会をされている 濱中アナウンサーの総合司会で始まりました  特選の作品の朗読は今年も加賀美アナウンサー 情感のこもった朗読と作者の言葉をしっとりと読み上げられました

入選作品集のご挨拶に

・・・・ 題詠と自由題をあわせて23、839首にのぼりました 今回の題詠である「立」では、世代や環境の違いを超えて、暮らしあるいは人生を見つめ直し、自らの心と言葉のあり方を模索した作品が、とりわけ目につきました。・・・・・

と書かれています

3人の選者から特選をいただかれた 大会大賞の村上英明氏の歌

「俳諧ではないと家族にメモ残し夜の海辺で待つ流れ星」

 特選 桑野智章氏の

「残像とはおそろしきもの消してあるテレビが映す津波の映像」

は 私の気持ちをそのまま上手に詠っていただいた気がしました

松本恵子さんの歌 胸に迫る重いがしました

 「遺体あり」と赤い布つき竹棒を立てつつ進むとにかく進む」

結果発表は NHK学園 ↓ をクリックすると見られます

http://www.n-gaku.jp/life/tanka/h23/

 

私の入選歌は 締め切り間際に投稿した 題詠 「立」の歌

「残りたる一本の松凜として女神のごとく立ちをり」

震災後 高田の一本松のニュースには涙があふれ出るほど感動いたしました

枯れそうだというニュースにやきもきいたしました

とうとう枯死状態との宣告を受けてしまいました

「一本の奇跡の松こそかなしけれ落ち葉色して虚空に耐ゆるを」

 毎日日記のように短歌にもならない歌らしきものを作っております

師にもつかず 全くの独りよがりの歌で たまにNHK短歌に投稿することがありますが

入選したことがありません

 

 

 

 


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歌会始 「岸」 [短歌]

新春恒例の宮中行事  皇居・宮殿 松の間で 「歌会始の儀」 

NHKでの放映をみました

 今年のお題は「岸」

約1万9000首の応募に 入選者10人 

召人 堤清二さん 選者 永田和宏さんの歌 に続いて

皇族方々 皇后様 天皇陛下のお歌が披露されました 

平成二十四年歌会始御製御歌及び詠進歌は ↓ をクリックすると見られます

http://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/pdf/utakai-h24.pdf

天皇陛下の御歌

「津波来し時の岸辺は如何なりしと見下ろす海は青く静まる」

皇后様の御歌

「帰り来るを立ちて待てるに季(とき)のなく岸とふ文字を歳時記に見ず」

胸に迫るようないいお歌と感慨深く聞かせていただきました

入選歌では

福島県 澤邊裕栄子さん
「巻き戻すことのできない現実がずつしり重き海岸通り」

奈良県山﨑孝次郎
「相馬市の海岸近くの避難所に吾子ゐるを知り三日眠れず」

など 感動いたしました

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 ↑ は日比谷の出光美術館から見下ろした皇居のお堀です


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短歌 仏足石歌体 楸邨の短歌 [短歌]

5月15日の NHK短歌 の放送に

俳人加藤楸邨の短歌が紹介されていました

「もう一度生まれてくれば何するか猫とあらそひ妻とあらそひ我とあらそふ」

5・7・5・7・7・7 の歌

これは 「仏足石歌体」という形式をとる歌体 と選者 坂井修一氏の説明がありました

 

「仏足石歌体」とは

仏足石歌(ぶっそくせきか)の歌体はすべて五・七・五・七・七・七の6句からなり

6句目はその前の5句目を言い換えたものが多くまた ほとんどが仏足石歌碑に

見られることから仏足石歌体と呼ばれています

 薬師寺にあります「佛足石」と「佛足石歌碑」は国宝となっております

仏足石はまだ仏像が無かったころのインドで佛様の足跡を石に彫ってそれに祈りを

ささげる習慣からうまれ  

歌碑は仏石跡を賛嘆した歌17首他4首が彫られています 

奈良時代 1200年前の漢字 (当時は仮名がまだ生まれていなかったので漢字で表現) 

拡大してみるととても素朴です

  ↓ に「佛足石歌碑」の写真が出ています 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8F%E8%B6%B3%E7%9F%B3%E6%

 

仏足石歌碑の一番目の歌 

「美阿止都久留伊志乃比鼻伎波阿米尓伊多利都知佐閉由須礼知々波々賀多米尓

毛呂比止乃多米尓」

同じく10首目は

「己礼乃与波宇都利佐留止毛止己止婆尓佐乃己利伊麻世乃知乃与乃多米麻多乃与□□□」

 

このほか 万葉集には1首(巻16 3884の歌) のみです 

 

 

 

↓ に廣岡義隆氏の「佛足石記・佛足石歌碑本文影復元」 に歌が 書かれています

興味のおありの方は どうぞクリックしてごらんください(43・44・45ページ

 http://miuse.mie-u.ac.jp:8080/bitstream/10076/2597/1/AN101977030010005.pdf

   

 

 


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